子供が主体性をなくすトンチンカンな親のかかわり方の特徴とは
親が、子供にこうあって欲しいという想いが強すぎると、
子供に悪影響を及ぼします。
徐々に、子供は主体性を失っていくんです。
親は子供を想うからこそ、ちょっとずれてしまったり、
子供の心をむしばむ、親のかかわり方の特徴
小学生の子供に一度に多くのことを学習させる
子供がたくさん勉強していると、親も安心感がありますよね。
でも、小学生くらいの子供は、新しいことがどんどん頭に入るけど、すぐに忘れてしまうという特徴があります。
繰り返し、繰り返し、同じことを完璧になるまで、勉強するのがいいらしいです。
忘れたところは覚えなおすということを、繰り返して、完璧にしてから、応用まで身に付けて、先に進むのが理想です。
同じことを何度も繰り返すという学習方法は、
何事もきちんと身につくまでやめないという習慣になります。
親にほめてもらいたいために、どんどん先取りして、わかったつもりになると、
応用力や考える力がなくなります。
自分で深く考えるという主体性が身に付きません。
ただひたすら「頑張って」という
小学生の子供が失敗して、やる気をなくしたり、落ち込んでいるとき、
心に余裕がないと親も不安になります。
早く元気になって欲しくて、「頑張って!!大丈夫!!〇〇ならできる!」
ひたすら言っても、子どもの心には響きません。
上手くいかない原因を探して、子供に解決させるように導くのが大切。
そういう経験を積み重ねることで、一つ一つ問題を解決する達成感を知ります。
失敗を恐れず、ワクワクしながら、自分で決めた方法で困難に立ち向かう主体性を身に付けていきます。
子供の夢を尊重しない。
勉強のできる小学生の子供が、
「コンビニの店員さんになりたい」と言ったら、
親が、がっかりして、
「え?店員さんが最終目標」などと言ってはいけません。
子供はコンビニの店員に、あこがれを抱いているので、それを否定することは、子供自身の主体性を否定されるのと同じです。
どんな小さな目標も、応援して、親がワクワクして見せることで、
成長とともに、自分でいろんな目標を見つけて、チャレンジする主体性を身に付けていきます。
子供に、お兄ちゃんだから負けてあげなさいと言う。
年下の子を、可愛がるやさしい子になって欲しいと、親なら誰でも思いますよね。
うちの息子たちにも、それを望んでいます。
けれど、親に命じられて、
手加減することを覚えると、手を抜く習慣がついてしまうんですって💦
手を抜く習慣が付くと、力を出し切る楽しさを知らずに、全力投球できません。
兄弟で勝負するときは、ハンディを付けて、真剣勝負させるように、提案するのが得策。
ワクワクしながら全力投球する楽しさを知ることができます。
まとめ
こうして例を挙げてみて思ったのが、
親は、子供にこうあって欲しいという想いが強ければ強いほど、
子供は主体性を失っていくんだろうなと思いました。
結果的にトンチンカンなかかわり方をしていくんですよね。
子供の夢を、自分の夢にしてしまうと、必ず、子供は主体性を失っていきます。
いつか、自分の夢を見つけて、どんどん叶えていけるような人に育てるには、
幼いころからの親のかかわりが大事なんですね。
親も自分の人生に満足して、その上で、
子供のサポートをするようなかかわりが、いい影響を与えるんだと思いました。
自分で考え、行動し、全力投球するという主体性を持つようになります。
変なコントロールをせず、ありのままの子供をサポートしたいと思いました。