楽しく勉強させ隊長のブログ

2歳差男兄弟の家庭学習をリアルに記録したブログです。

我が家で利用中のタブレット学習スマイルゼミ

ゲームって実は子供の脳にいいの?徹底調査してみた

朝日小学生新聞』が読者の小学1〜6年生の男女457人、その親457人に対し、ゲームについてのアンケートを行った結果…

 

ゲームOKな家庭の子は、ゲームNGな子に比べて、勉強するときの集中力が高い。

 

ゲームをする子は“計画性”や“自主性”がある。

 

ゲームをする子は、しない子に比べて、家族との会話が多い。

 

RPG好きな子は“社会科”が得意という結果も。

 

などなど、

なんだか、ゲームっていいこと尽くしのように感じてしまいます。

 

ゲームを全然しないより、した方が脳の成長にいいってこと??

Yes!

 しかし、これはルールを決めてというのが、条件です。

 

アンケートをされたのは、

朝日小学生新聞の読者の小学1〜6年生の男女457人。

 

小学1〜6年生の457人の中で

ゲームOKなのが、370人。

 

ゲームをする子供370人の、

ゲーム平均時間は、1日約50分。

 

その45.3%が1日平均30分以下という結果でした。


30分以下って、結構すごくないですか?

小学生を持つ親なら、きっと同じことを感じたひとが、多いはず。

ゲーム30分なんかで、止まりません!


ゲームを全然しないルールより、

ゲームを30分から1時間で、やめるというルールを守るほうが、

はっきり言って難しいです。

 

このアンケート結果でもう少し詳しく知りたかったのは、

ゲームを1時間以内で終わる子と

1時間以上ゲームする子の違いはどうなのかという点です。

 

ゲームOKで1時間以内に終わらせる子供は、 ゲームNGな家庭の子供より、

自分をコントロールして、時間を管理する機会が多いので、

自主性や計画性が育つのかも知れませんね。

 

ゲームをもっとしたいけど、気持ちを切り替えて、

やらなければいけないこともやるという訓練ができるんですね。

 

子供が長時間ゲームをするリスク

長時間ゲームをする子どもの脳内では、

言語知能の遅れが見られ、加えて、

 

高次認知機能や記憶、意欲に関わる前頭前皮質や海馬などの領域で発達の遅れが見られたとしている。

 

東北大の研究チームは、
発達期の子ども5~18歳(平均約11歳)が長時間ゲームで遊ぶと、言語知能が低下するという調査結果を発表しています。(2016年1月)


言語知能?高次認知機能?前頭前皮質?海馬?

気になったので、調べてみました。


言語知能...
いわゆるコミュニケーション能力。略して、コミュ力。

 

高次認知機能…
認知していることを洞察、判断する柔軟性。時間管理、概念形成、 カテゴリー化するなど。

 

海馬…
記憶や空間学習能力に関わる脳の器官

 

前頭前皮質
思考や創造性に関わる脳の最高中枢


子供が、ゲームを長時間し続けると、

 

コミュ力が低くなって、

 

記憶力が悪くなり、

 

創造性や思考力が、

 

判断力や柔軟性が失われていく…


ということなんです。


記憶力以外は、
AIにはない、人間らしい能力ですよね。

これから、AI時代を生きて行くには、

創造性、思考力、
判断力、柔軟性、コミュ力…
必要な能力ばかりです。

 

ゲームは一日1時間までなら子供に良い影響を与える

オックスフォード大学
「1日1時間以内のビデオゲームは子供達に良い影響を与える」という
研究結果を発表しています。
(2014年7月)


ゲームをしない子より、ゲームをする子のほうが、社交的で幸福感が高いのだそうです。

しかしそれは、1時間以内の結果。

 

1時間以上する子の場合は、注意散漫になって、落ち着きがなくなるんだそうです。

これは子供の年齢にふさわしくないゲームをしているのも原因ではないかと言われています。

ソフトに書いてある、年齢制限の基準に従うと良いんですね。

まとめ

子供にとって一番いいのは…

 

1位
ゲームを1日1時間する。

 

2位
ゲームを全然しない。

 

3位
ゲームを1日1時間以上やる。

 

今回、調べた結果では、ゲームを長時間やるなら、


全然しないほうが良いということでした。

 

一番脳の成長にいいのは、ゲームは1日1時間です。

 

ゲームは1日1時間、徹底して習慣づけるのが大変ですが、

子供の脳のためには、必要なことですね。