楽しく勉強させ隊長のブログ

2歳差男兄弟の家庭学習をリアルに記録したブログです。

我が家で利用中のタブレット学習スマイルゼミ

親が子供の失敗を許せないと子供は落ちこぼれるって本当??

 うちの息子たち、私が、ちょっと注意すると、「でも」「だって」を良く言ってます。

それって、怒られそうになる時の、自己防衛の本能なんだそうです。
失敗したときに、私が許せないで、つい、強く叱ったときの記憶がよみがえるのか、
必死に言い訳を探してるんです。

この言い訳、落ちこぼれる人の特徴なので、とても気になってたんです。

子供を成功者になるように育てるには、
失敗したときに叱ったり責めたりしてはいけません。
 
そして、失敗したときに、「次どうすれば上手く行くと思う?」と声かけするのが大切。
自分で考えたことを計画、実行、分析、改善するということを繰り返すことを教え、サポートをする
というとこが大切。

親が子供の失敗を許せないと子供はいつか落ちこぼれます

失敗したときに激しく責めたり、叱ったりすると、自分で最後までやってみようという主体性が育たなくなる。

一回失敗しただけで、あきらめたり、「どうせムリ。もう嫌」
と投げ出してしまう人がいます。
「でも」「だって」とできない言い訳をすることで自分を正当化する人もいます。

それは、幼い頃、失敗して親に責められたときの、自分の行動が、そのまま染みついているから。
 
自分を守ることばかり考えて、努力しないと、いつか落ちこぼれ組になります。
 

子供の考える力を育むには「失敗は成功のもと」と失敗を許して励ます。

子供が失敗したら、
「大丈夫、お母さんも同じような失敗をしたことがあるよ。」
まずは、失敗した子供に共感して仲間になるということ。
「次は、どうやったら上手くいくかな?」
子供自身がよく考えるようにサポートする。
そして、失敗した理由をよく理解して、またやる気になったら、
「よし!さすが〇〇(子供の名前)」と誉めて喜んであげると子供のモチベーションは上がります。

失敗は成功のもと。
子供が失敗したら、「ほら」とか「だから言ったでしょ」と言ってはいけないんですね。
 
失敗を許せないと、子供は言い訳を考えなくてはいけないので、次どうすればいいか考えることはできません。
 
失敗を許して、責めずに、
子供自身で、次、失敗しないために対策をしっかり考えさせることが大切。
 
いままで、失敗するたびに、叱っていた場合は、「でも」「だって」と言い訳をするかも知れませんが、それを叱らず一旦聞いて、
「失敗は成功のもと」と繰り返し言い続けると、子供は失敗を前向きにとらえることが出来ます。
 

テストの点数や成績が悪いとき叱ると、人の話を聞き流すようになる

 
100点を取りなさい、とか成績で一番になりなさい。
と日ごろから叱咤激励し、
成果が出ないときは、叱るということを繰り返していると、子供は、嘘をついたり、人の話を聞き流すようになります。
 
子供は、失敗を責められると、未熟なので、自分を必死に守ろうとします。
 
それが、すぐバレるような嘘をついたり、
お説教だけではなく、人の話自体を聞き流すクセがつく原因。
 
落ちこぼれる人の特徴です。
 

結果ではなく頑張ったことについてほめると、子供は弱点を克服していく

成果が出たときは、点を取ったことだけでなく、頑張ったことをメインにほめ、
成果が出なくても、本人が日ごろ努力しているのなら、そのことについて、まず、ほめることが大切。
 
「お母さん、認めてくれてるんだな。」
と思うことで、次に言う言葉やアドバイスが聞けるのです。
 
テストで、悪い点数を持って帰って、あっけらかんとしているときは、
責めずに、間違い直しを必ずさせて、
何に気を付ければ良くなるか、子供自身に考えさせることが大切。
間違いのパターンを知って、気を付ければ、良くなっていくことを分からせてあげるといいんでしょうね。

失敗を許して、根気よく、サポートし続けると、
子供は、その失敗をもとに、勉強方法を考え、弱点を克服していく力が付くそうです。
 

ビジネス用語に学ぶ、子供を成功者にする方法


ビジネスでよく使われる、「PDCAサイクルを回す」という言葉があります。
仕事のできる成功者は、この
P→D→C→Aを回すのが上手と言われています。
「Plan=計画」
目標を設定し、目標達成のために何をすればいいか、計画を立てること。

「Do=実行」
計画を実行すること。

「Check=分析」
計画通り、実行が出来ていたのかを分析、検証すること
「Action=改善」
検証結果で見えた、対策を考え改善すること。
 
これを粘り強く回すことで、経験を積み、業績を上げることが出来ます。

親が、子供の失敗をネチネチ責めたり、激しく叱ったりすると、
大人になってから、上手く行かないときに、
まず、PDCAを回す前に、メンタルが持たないです。
子供の頃の嫌な記憶と繋がって、
「どうせ、自分なんて」と卑屈になることで逃げたり、「だって」「でも」と自分を守る思考回路になるんですって。

また、親が、点数ばかり気にしていると、
結果が出ないと、まず、PDCAを回す前に、すぐ諦めたり、投げ出したりしてしまいます。
 

叱咤激励ではメンタルは強くならない


「親に叱られることに慣れると、打たれ強くなる」と言っている人もいて、
そうなのかな~と私も納得しそうになっていたけど、そうではないんですね。

叱咤激励ではメンタルは強くならないという盲点に気づけて良かった。
 

子供を成功者にしたいなら、
 
親が子供の失敗を許して、気にしないということ。
 
その上で、「失敗は成功のもと」ということを教え、自分で次の対策を考えさせるということが大事。
 
子供のころから、自分でPDCAを回すという思考回路が出来たら、将来、安泰ですね。
 
子供の頃に、親に失敗を責められた過去がなく、
失敗したときにどうすればいいか考える訓練がされていると、
トラウマがないので、
怒鳴りつけてくる上司に対しても、スルー出来て、次失敗しないためにどうすればいいか、即考え出せる脳になります。
 
自分がまず、この計画、実行、分析、改善するという、PDCAを回せないといけないんですけど・・・。

子供を良く育てるには、親も良くなることが大切なんですね。